家賃の支払いに悩んだら。住居確保給付金について。

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住居確保給付金について

StockSnapによるPixabayからの画像

もし「仕事を辞めた」、「仕事が無い」、「ブラック企業から逃げたいけど生活のために逃げられない」等で家賃の支払いに悩んだら。

金融機関でお金を借りる前に、住宅確保給付金の申請をしてみてはどうでしょうか。

簡単に制度の内容をまとめてみました。

住宅給付金とは?

ざっくり言うと、

マンション等賃貸物件に住んでいる人が家賃の支払いに困ったら、一定期間家賃を補助しますよ~

という公的制度です。

持ち家の場合は利用できない制度となっています。

何かあって、どうしても家賃が払えなくなった時、家を出ていかないといけないとなると本当に困ります。

住むところがなくなるというのは、それだけで仕事に就けるチャンスも大幅に減ります。

そうならない為に少しの間だけ補助しますよという支援制度です。

支給の要件

 

簡単に言うと・・・

・仕事を辞めたり廃業したり、仕事に就いているけど収入が激減した等、仕方ない理由で2年以内で収入を得る機会が減少している。

・一家の大黒柱である。

・仕事を探すつもりがある。(今仕事をしているがその仕事の収入が一時的に減った等という方は、仕事を辞めて新しい仕事を探さないといけないという訳ではないです)

・資産や収入が条件に該当する。

上記4つがだいたいの条件になります。

支給金額についてはお住いの市区町村によって変わってきます。

以降は大阪市を例に取り上げて記載していきますね。

Alexander SteinによるPixabayからの画像

・資産額

単身世帯   504000円以内

2人世帯  780000円以内

3人世帯  1000000円以内

貯金など、上記の金額を超えると支給の対象外となります。

・収入の上限

申請した月に、基準の上限を超えて収入があった場合は支給の対象外となります。

基準の上限は世帯人数によって変わります。

収入の基準額=基準額+家賃

単身世帯   84000円+家賃(40000円まで)

2人世帯   130000円+家賃(48000円)

3人世帯   172000円+家賃<52000円)

4人世帯   214000円+家賃(52000円)

例えば、親子2人世帯で家賃が60000円のマンションに住んでいたとしたら、収入の基準額は178000円になります。

この収入の中には、児童扶養手当や公的年金が含まれます。まとめて支給されているものは月額で計算されます。

給料は社会保険等の天引き前の支給額を収入として計算します。

交通費は除くそうです。

支給額

単身世帯   40000円

2人世帯   48000円

3人世帯   52000円

4人世帯   52000円

支給期間

原則3か月間。

ただし現在コロナ関連の影響を踏まえ、再支給の申請が出来るようです。

再支給申請期限は令和3年6月末までとのことです。

そのため若干給付金の算定方法も変更があるようです。

※令和3年5月時点での情報です※

まとめ

住宅確保給付金制度は何かあった時の為に知っておいた方がいい制度だと思います。

だいたいの内容をまとめただけですので、詳しく知りたい方はこちらの厚生労働省のホームページでご確認ください。

大阪市の該当ホームページも貼っておきます。

支給金額等はお住いの地域によって変わるためお住いの市区町村にご確認ください。

情報は令和3年5月現在のものです。

変更等についても公式ホームページをご確認下さい。

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