あの「BASARA」の田村由美先生が描く漫画”龍三郎シリーズ”について

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天才漫画家田村由美先生の”龍三郎シリーズ”について

小学生の頃から田村由美先生のマンガが大好きなアラフォーシングルマザーです(*^^*)

田村先生の描くダイナミックでロマンいっぱいの「BASARA」や近未来サバイバル「7SEEDS」も素晴らしいですが、私は「龍三郎シリーズ」も大好きなんです。

龍三郎シリーズとは

小学館の「デラックス別冊少女コミック」にて1990年7月から不定期連載されていたシリーズ

一話完結となっており、作品のタイトルは「ボクが○○になった理由(ワケ)」や「龍三郎、○○する。」という形に揃えられています。

2021年以降新刊は発売されていませんが、私は密かにまたいつか新刊が発売されないかな~と願っております(*^^*)

そんな「龍三郎シリーズ」について少しまとめてみました。

今なら田村由美先生のマンガがこちらのebookjapanさんでいくつか無料で読めます↓

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マンガのあらすじ(以降、ネタバレ注意)

渋沢龍三郎(しぶざわりゅうさぶろう)は料理や洗濯もこなすしっかり者の小学生。

美人でワガママな元大女優のママと二人で暮らしている。

自由奔放なママに振り回されたり、クラスメイトやガールフレンドのリエちゃんと不思議な体験をしたり、新しい家族が出来たり、龍三郎の身の回りではいつも色んな事が巻き起こり・・・

ファンタジ―たっぷり、コメディーたっぷり、家族愛、感動たっぷりの物語。

主な登場人物紹介

渋沢龍三郎(しぶさわ りゅうざぶろう )

主人公。

10歳の男の子。

小学校に通いながらもママをフォローし、家事もこなすしっかり者。

年齢の割に落ち着いて地に足のついた考えの持ち主。

リエちゃんの事が好きでケンちゃんという親友もいる。

龍之介と蝶子の子供だと、のちに発覚。

渋沢蝶子(しぶさわ ちょうこ)

旧姓は尾上。

元華族。

かつて大女優だったが、人気絶頂の頃に結婚のため引退。

意地っ張りな我が儘、自由奔放で浮世離れした性格。

龍三郎にもワガママし放題だが、心の底では龍三郎や家族を愛している。

美人で面食い。

30歳を超えている。

渋沢龍之介(しぶさわ りゅうのすけ)

刑事。

若い頃アルバイトをしていた頃に蝶子と知り合い恋に落ちた。

蝶子と結婚したが離婚し、10年後また蝶子と再婚。

愛妻家で蝶子の言いなりで、家族をとても愛している。

お人好しでふわりとした性格なのは苦労知らずの坊ちゃん育ちだからかも。

龍三郎シリーズの名言

各巻に名言がちりばめられております(*^^*)

例えば

自分で選んで

自分で歩いて

勇気を持って・・・

一番大切な現実は

夢から生まれる

ボクが泥棒になった理由2巻 ”わたしが彼に逢った理由”より引用

将来の夢について悩む女の子の言葉です。

龍三郎と出会い、事件に巻き込まれて行く中で登場人物達に背中を押されて未来へ歩みだしていきます。

不安で前へ進めなかった女の子が少し強くなって、自分の気持ちのまま前へ歩みだすところに胸がキュンとします。

応援したくなるんです♡

名言では、蝶子さんも負けてはいません。

ウデがちぎれよーが

相手をブチのめそうが

自分の子ははなしゃしないわよ

それが母親の心意気ってもんでしょうが

ボクが泥棒になった理由2巻 ”ボクがボクを忘れた理由”より引用

普段とっても自分勝手ですが、龍三郎への愛は世界一です。

蝶子さんの母親名言は他にもあるんですがどれも大好きです。

カッコいい!

田村由美先生のマンガは「BASARA」や「7SEEDS」以外も面白い!


”龍三郎シリーズ”はパッと見、とても可愛らしくてコメディータッチの漫画かなあと思うのですが、コメディーだけじゃなく色んな要素が詰まったマンガです。

落ち着いてしっかり者な龍三郎ですが、やっぱり子供らしい甘えたい部分や、淋しがりな部分も沢山あって、その想いに胸が締め付けられちゃいます。

子供の純粋さで大人の胸を打つような発言をしたり・・・。

そこに”子供が主人公”であることに意味を感じます。

読みやすいので子供にもおすすめしたい漫画ですよ。

色んな人に読んでもらえたら嬉しいなあと思うのでした♡

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