学習障害があり読み書きが苦手な我が子が小学校で受けて良かった具体的な13の支援。

発達障害
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小学校での学習障がいの支援の内容

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娘は発達障害があります。

学習障害があり授業を受けるのに難しい部分が多かったので小・中学校と支援学級に在籍しています。

みんなと同じように授業を受け支援学級の先生が週に何コマか教室に入り込む形をとっていました。

小学校で受けて良かった支援の内容を書いてみました。

支援学級で受けて有り難かった13のサポート

以下が有り難かった支援の内容です。

  • ノートの種類を検討する
  • テストを別室で受ける
  • テストの解答のひらがな書きの許可
  • 文章を音読してもらう
  • 教科書・テストのルビ打ち、線引き
  • 教科書・テストの拡大
  • マルチメディアデイジーの使用
  • 宿題の内容の変更
  • 発表時の付き添い
  • 板書用のプリントの配布
  • 新しい単元に入る前に事前に知らせる
  • 新しい単元に入る際の付き添い
  • 連絡帳のやりとり

簡単に内容を書いていきます。

ノートの種類を検討する

小学校1年生の時からマス目タイプのノートを使用していますが、他の子より大きなマス目の物を使用していました。

どのマスのサイズ本人にとって書きやすいか、試してみて適切なサイズを選びました。

学年が上がるにつれ、板書の量も増えますし、そうするとマス目があまり大きいと、1ページに書ける文字数が限られてきてしまいます。

文字が書きやすく、ノートと板書のバランスが悪くならないものを支援の先生と一緒に選び、成長と共に見直していきました。

テストを別室で受ける

これは4年生くらいまで行って貰いました。

テストの問題文を先生に読んで読んでもらっていました。

問題文をなんとか読めても文字を声に出して読んでしまいますし、読むことで手一杯で内容が全く頭に入ってこないんです。

小学校2年生の途中から別室で受けるようになったんですが、それからテストの成績が上がり学校の先生も驚いていました。

「勉強がわからない訳ではなかったという事がよくわかりました。」

と言われました。

テストの解答のひらがな書きの許可

テスト問題で

「~とは何のことですか?漢字で答えなさい」

というものがありますが、平仮名で書いてもOKという事にしてもらいました。

文章を音読してもらう

これはテストの時と同じで、授業中も必要があれば音読してもらっていました。

教科書・テストのルビ打ち、線引き

ルビ打ちは大変な作業だったので先生に本当に感謝しています。

新しい教科書を貰うたび、学習範囲を確認しながら教科書にルビ打ちをしました。

国語の教科書か拡大するので拡大して先生がルビ打ちしてくれることが多かったです。

私も色んな教科書のルビ打ちをしました。

新学期が始まる度に行う果てしない作業でしたw

また文章の区切りで線を引く事を行っていました。

「アイイロは/ミズイロの/お母さんです。」

こんな感じで区切って単語がわかりやすくなるようにしました。

教科書・テストの拡大

Markus WinklerによるPixabayからの画像

国語の教科書は新しい単元が始まる度に教科書を拡大コピーしたものを頂きました。

もちろんルビも振っています。

文字が大きい方が読みやすいようです。

マルチメディアデイジーの使用

こちらも小学生4.5年生辺りまでは使っていました。

6年生の頃には本人が

「大丈夫」

と言い、殆ど使用してなかったです。

マルチメディアデイジーについて詳しい内容はこちらです。

宿題の内容の変更

国語の宿題について、漢字の書き取りは娘専用の物を使用していました。

新学級の先生と私と学習デイサービスとLDセンターの先生と娘の意見を交えたものでした。

漢字を書くのは2つ3つ程度で、その漢字を使った短文を書いたり、と言うものでした。

漢字ドリルの宿題が出た時は読み仮名を書くことを行っていました。

高学年になると

「漢字の方もする」

と言い、本人に任せていました。

新しい単元に入る前に事前に知らせる

新しい単元に入る事を事前知らせてもらい、内容を自宅で少しだけ予習出来るようにしました。

毎回必ずという訳にはいきませんでしたが有り難いことです。

あまり早くに予習しても忘れるし、前日に少し過程でやっておくと授業に入りやすいようでした。

新しい単元に入る際の付き添い

新しい事を学ぶのが苦手なようだったので、算数で新しい単元に入る際は支援の先生にクラスに入って貰っていました。

娘も安心感があったようです。

発表時の付き添い

クラスで何かを発表する時は、支援の先生に介入してもらっていました。

発表する内容を考えたり、グループワークで上手く発言できるようフォローしてもらいました。

板書用のプリントの配布

これは支援の先生ではなく、ある担任の先生が行ってくれたことです。

社会等でその日の授業で習うことをまとめたプリンㇳを渡してくれます。

板書に沿って空欄を埋めていくというものでした。

大事な単語を書くだけだので先生の話も余裕を持って聞くことが出来ました。

連絡帳のやりとり

交換日記のようなノートです。

先生が学校や授業の様子等を丁寧に書いてくれました。

先生とのやり取りで気付くことは多かったです。

ある先生とはほとんど毎日ように行っていました。

学習障害があっても娘は勉強に前向きだった

娘は学習障害があっても勉強が凄く嫌いと言う訳では無かったです。

それは小学校の先生方のサポートがあったからこそだと思っています。

今も感謝の気持ちで一杯です。

発達障害の診断を受けて良かったと思った記事はこちらです。

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