発達障害、”苦手な事”との付き合い方について思う事
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発達障害の診断を保育園時代に受け、小学校1年生で学習障害の診断も受けた我が子です。
今まで色んな”苦手な事”に直面してきて、なんとなく思った事を書き留めておこうと思いました。
娘は現在中学生になります。
診断を受けた時の事をまとめたのがこちらです。
小学校や中学校で”苦手な事”に直面した時の対処法5選
小・中学校で”苦手な事”に直面した時の対処法は主にこの5つだと思います。
- お助けグッズの力を借りる
- 学校に配慮を依頼する
- 周囲に協力を依頼する
- 頑張る
- 諦める
学校で困った時、このどれか1つを選択し発動するか、コンボで発動するかとなる訳です。
お助けグッズの力を借りる
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”困り事”に対して、ある道具があれば困り具合が軽減したり、困らなくなったりするって事です。
例えば私の娘で言うと、小学校の音楽の授業でリコーダーを吹くのが難しかったのですが、”ふえピタ”というグッズを使用して少しリコーダーが吹きやすくなりました。
少し吹きやすくなるだけで子供の気持ちは軽くなりました。
”ふえピタ”についてはこちらにまとめています。
音楽の授業での困り事についてはこちらです。
グッズについて知識を持っておくという事が大切かもしれませんが、何か困った時、
「他の人も困ったはずだから、何か解決できる便利グッズがあるかも!」
と、とりあえずグッズを探してみるのは結構大事だと思っています。
何度も助けられました。
私達親子が役に立つと思ったグッズをまとめたのがこちらの記事です。
学校に配慮を依頼する
中学校より小学校の方が学校の先生と密に連絡を取っていました。
支援の先生には今でも感謝しています。
本当にずいぶん助けられました。
困り事や、自分達親子の想いは出来るだけ伝え、子供の状態について情報を共有していく事はとても大切だと思います。
学校で百人一首を何度か行いましたが、娘が札を取れるはずは無く・・・。
落ち込む娘でしたが、先生が札の文字が娘の方へ向くよう札の向きを変えてくれるようになりました。
特別ルールでしたがクラスのみんなにもきちんと説明してくれました。
その特別ルールで1枚だけ札を取ることが出来ました。
たった一枚ですが娘は本当に嬉しかったようでその札の句を覚えて繰り返し言っていました。
支援の先生にお世話になった話はこちらにまとめています。
周囲に協力を依頼する
学校の先生以外にも、お友達に頼む等、協力者を作る事もとても大切だと思います。
仲のいいお友達の他にクラスに何人かいる”人のお世話が好きな女の子”はとっても有り難い存在です。
娘は自分が体操服を学校に持って行った事を忘れて
「体操服を忘れました」
と言い体育を見学しちゃうので、お友達の
「あんた、持って来てたで」
という声掛けは何とも有り難いです。
中学生になるとなかなか先生も目が行き届きません。
体育の授業の困り事についてはこちらにまとめてみました。
頑張る
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”苦手”に対してとにかく頑張るパターンです。
私はあまり好きでありませんが小学校の時、このパターンは割とありました。
担任の先生は”頑張る”を勧めがちで本人も乗せられがちです。
何をどれだけ頑張るのかある程度の目安を付けておくことが必要かと思います。
本人の想い、達成した時のメリット、達成までの負担・・・。
乗り越えた事は本人の財産になるかもしれませんが、安易な
「みんな頑張ってる」
「やれば出来る」
で心がつぶれないようにしたいですね。
ただ、達成できればすごい力になります。
諦める
これは娘が苦手だったことです。
”頑張る”は乗せられがちで得意ですが、
「もういいんじゃない?」
にはなかな乗ってきませんでした。
変に完璧主義というか、出来ないことが許せないようで、自分で自分を苦しめたりするところがありました。
ただ年齢が上がるにつれ、”諦める”もアリだなと思えるようになってきたみたいです。
中学生になって少しずつ取り入れやすい選択肢になってきました。
少し大人になったのかなあと思います。
なんでも諦めちゃうと困りますが”頑張る”と”諦める”をバランスよく選択していけるようになるといいなあと思います。
自分の価値観を育てて、何を伸ばしたくて何に時間を使わないか、自分で考えていけるようになるといいですね。
大切なのは”SOS”が出せるようになること
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「出来ない・わからない、だから助けて」が言える事は本当に大事で、是非獲得して欲しいスキルだと思います。
これがなかなか言えないんですよね~。
言えそうで言えていないんです。
本当に困っている時に言えないんです。
学習障害のトレーニングのために大阪医科大学付属のLDセンターにも通っていましたが、そこでのトレーニングの中でもSOSを出す事を教えて貰っていました。
少しづつ言えるようにはなっていますがまだまだ練習中です。
”苦手”にぶつかった時、色んな手段で切り抜けられるようになって欲しいと思います。
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