「ことばの教室」に親子で通って良かったと思う
小学校に入学して1年間、我が子は「ことばの教室」に通っていました。
結論として通って良かったと思っています。
”ことばの教室ってこんなとこ”って言うのをまとめたのこちらです。
・「ことばの教室」通って良かったと思った理由
- 言語に特化した支援を受けることが出来る
- 学校と連携が取り易い
- 自宅での支援に活かせる
言語に特化した支援を受けることが出来る
当たり前ですが言語のトレー二ングを集中して行うことが出来ます。
基本はマンツーマンで授業を受け、親は教室の端で見ていました。
小学校の授業の1コマの代わりに受けられます。
無償でしっかり指導してもらえる貴重な機会だと思います。
学校と連携が取り易い
毎回「ことばの教室」で行った事や、娘の様子、支援のヒント等をまとめてノートに書いてくれていました。
それを小学校の担任の先生と私が共有し、それぞれコメントを書くので、娘の情報をそれぞれが共有することが出来て有り難かったです。
入学当初は小学校の担任の先生も、娘の学習障がいについて半信半疑のようなところがありましたが、ことばの教室の先生からのコメントのお陰で理解してくれたようでした。
私が娘の苦手を伝えるより、「ことばの教室」を介して伝えた方が上手いくいくこともあると感じました。
私にとっては心強い味方でした。
自宅での支援に活かせる
言葉の教室で習ったことを自宅でも行う事が出来ましたし、自宅での生活に関してアドバイスを頂くこともありました。
私の疑問や不安にも先生はしっかり答えて下さいました。
私も指導を受ける子供の様子を見て、改めて苦手な部分を細かく知ることが出来ました。
放課後等デイサービスも学習に特化しているところに通っていますし、ことばの教室を卒業後LDセンターにも通っていますが、どちらも親が付き添って子供のレッスンを見学するという機会はありませんでした。
娘の様子を知る貴重な機会だったと思います。
「ことばの教室」に通った体験談
マンツーマンで先生のレッスンを受けていました。
30分程度、言語のレッスンをみっちりと受け、その後遊びを踏まえたレッスンに移行していました。
娘は音韻が弱いためその辺りのトレーニングがメインでした。
ダ行とラ行の発音の区別が付かないんです。
今もまだ苦手ですが、
「この発音は自分が難しいやつだ」
と自分で意識したりは出来ているようです。
「だらだれデレデレどろだんご」
というフレーズを先生の後に復唱したりしていました。
復唱している娘を、凄い力んで見ていたせいか、今もたまに私の口からこのフレーズが出ることがありますw
他に小さな「ッ」等を書くのも難しかったですね。
書きと発音、単語の意味の理解、語彙を増やすようなカリキュラムでした。
砂の上に指で文字を書いたりもしていました。
どんな内容も娘は嫌がらず取り組んでいました。
小学校と違う学びは新鮮で楽しかったようです。
指導の後半では私も参加することがありました。
あいうえおカルタを行ったり、ときにはジェンガを行ったりしていました。
「○○と△△どちらがいい?」
と、最後のお楽しみの時間に行う遊びを娘に選ばせてくれました。
発達検査も行って頂きました。
盛り沢山で毎回とても濃い内容でしたが、娘は楽しく支援を受けていました。
先生の人柄もあったと思います。
明るくて生徒のモチベーションを上げてくれる先生でした。
「ことばの教室」を辞めた理由
「ことばの教室」を辞めたのは、小学校で支援学級に在籍することになったからです。
「ことばの教室」には十分満足していました。
ある日「ことばの教室」の先生からお話がありました。
「お母さん、ミズイロちゃん(娘)はここだけの支援じゃ難しい。
これから学年が上がるにつれどんどん授業についていけなくなると思う。
支援学級に在籍して、しっかりクラスで支援を受けられるようにした方がいい。」
言われた時やはりショックでしたが、言いにくい事を言って下さった先生には感謝しました。
支援学級かことばの教室どちらかしか選べないとのことで、ことばの教室は卒業することにしました。
その後発達検査を行って下さり、それを持ってLDセンターに行く事になりました。
小学校2年生からは支援学級に在籍しています。
それで良かったと思っています。
「ことばの教室」で使っていたカルタです。
娘が好きで気に入っていました。
絵本も楽しいです。
小学校で受けて良かったと思った支援についてはこちらにまとめました。
支援学級に在籍した話はこちらです。
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