シングルマザー、ワンオペ子育て故に時々迷う。そして子供の言葉に救われる。

シングルマザーの子育てはとっても大変で難しいのかもしれない

子供が3歳の時に離婚して以来ずっと娘と二人暮らしです。

実家も他府県の為、色んな人に助けられてはいますが殆ど一人で子育てをしてきました。

「うちも夫はあまり育児に参加しないからシングルマザーみたいなものよ～」

という人もいますが、やはりシングルマザーの子育てと、父親と同じ家に住む子育てとでは違います。

一人で子育てするって大変です。

子供に関わる重大な決定を一人で行わなければいけない

我が家の場合、小学校の時に子供を支援学級に在籍させるか悩みました。

今は支援学級に在籍して良かったと思っているんですが、当時の私には支援学級に入級することに大きな迷いがありました。

子供の人生の方向性を決めるかもしれない決断を自分一人で行うことは勇気がいります。

自分の事ならバシッと決めたりも出来るんですが・・・。

例えば離婚とかｗ

仕事と家事に追われ子供と一緒に過ごす時間が少ない

子供が小さいうちはフル回転で毎日を過ごしていました。

出来るだけ不自由させてはいけないと思って一生懸命働いていました。

子供の為にきちんとしたいという思いが強かったので、出来るだけお料理も栄養を考え、家は小さいけれどそれなりに綺麗にし、と根がぐうたらな私ですがとても頑張ったと思います。

だけどやっぱりシングルマザーってなかなか時間に余裕が無く、もっと子供のそばに居たいと思う気持ちがありました。

子供の為にしたい事は沢山あるのに出来ない自分の至らなさを感じたりしました。

子供は絶対わかってくれている

子供が小学校低学年の頃、一緒に最寄り駅周辺を歩いていた時の話です。

娘がホテルを指し、

「ミズイロ(娘の名）、大きくなったらここで働く人になるー」

と言いました。

旅行先のホテルの楽しかった思い出が残っているのかな、と思って話を聞くと

「そうしたらママとずっと一緒に暮らせる」

と言いました。

と、言ってくれました。

と、言って頂きました。

何回か言い直しましたｗごめんなさい。

それほど私には尊い言葉でした。

家の近くで働けば、ずっとママと離れないで済むと思ったようです。

予想外の答えに私は涙が出そうでした。

「いーよ、いーよ、好きなところで働けるよ。

ママがミズイロの仕事場の近くに引っ越すから大丈夫よ。」

と言うと

「本当！？」

と嬉しそうでした。

忙しい日々の中、時々

「私の子育てはこれでいいのかな」

「娘にとって私はいい母親じゃないのかもしれない」

なんて思う時もあります。

だけど思わぬ時に思わぬ言動で、母親としての私を娘が肯定してくれます。

何より有り難い言葉で、そんな言葉をもらう度に私は強くなれる気がしました。

子供って絶対見てくれていますよ。

ママの愛情も、頑張りも、優しさも、全部わかっていまよー。

シングルマザーのママさん、絶対大丈夫ですからねー。