学校に行くのが辛かった当時の娘
学校が嫌な場所になる
私と娘が一番悩んだ時の話です。
小学4年生の頃、娘は学校で辛い思いをしていました。
クラスの雰囲気も悪く、クラスのカースト上位の女の子達に意地悪をされたり、露骨な陰口を言われたりしたようです。
クラスの体格のいい男子○○君にも時々叩かれたり殴られたりしたようです。
今日はこんな嫌なことがあった。
こんなことをされた。
と、毎日娘は私に言います。
担任の教師に伝えるのですが、産休の代理の男の先生で、イマイチ話が伝わらず。
娘は学習障がいがあり支援学級に在籍していたので、支援学級の先生によく相談していました。
休み時間は支援学級で過ごしていたようです。
スクールカウンセラーの先生にもお世話になりました。
親のベストな対応って?「やり返せ」は正しい?
困っている娘に私はどうしてあげたらいいのかわかりません。
とにかく毎日話を聞いてあげる事しか出来ませんでした。
学校に行きたくないという娘に
「学校に行かないでいい」
と言えば良かったのかもしれません。
職場に相談して、毎日学校前送り迎えを行おうかと思いました。
相手の親に直接話そうかとも思いました。
本当に無理なところまで我慢する必要はないとは思います。
だけど彼女の我慢の限界がわからないし、どの時点で「行かなくていい」と言えばいいのか悩みました。
ただ、ずっと学校に行かないというのは私の中では無いことでした。
山村留学等して環境を変えれば学校に通うことも可能だろうと思い、ネットで候補地を探したりしていました。
何かあっても日本全国で仕事をしやすい職種をと思い、介護の仕事を選んだんです。
今、それが活かされる時かもしれないと思いました。
(看護師も日本中で需要があり、介護士より稼げますが不注意な私には無理だと思って却下し介護士になりました)
ただ山村留学の前に
ただで消えてなるもんか
って私の思いがありました。
娘には
「やり返していいよ!」
と言いました。
ただし、
・ボスを狙え
・素手でやれ
という条件を出していました。
こんな親でいいんでしょうかw
ただ
一発やってやれ
と思っていました。
「それで先生に怒られたら”お母さんがやっていい”って言ったっていいなさい。
先生にも向こうの親にも私が話をするから任せといて。
先生には先にやるかもしれないって言っとくわ。」
と娘に何度か伝えました。
事件が起きた。娘、いじめっ子に反撃する。
そしてある日、娘が習い事に言っている間に先生から電話が掛かってきました。
「ミズイロちゃん(娘)が、○○君を叩きました」
エッ!!?
とうとうやったか!
と思いました。
聞けば、
○○君と言う、時々娘を叩いたりしていた男の子が娘に対してかなり軽んじた対応をし、それに怒った娘が泣いて○○君を追いかけ、持っていた自分の体操服でしばき回した
ということでした。
私は、私がやり返していいと言っていたこと、娘が今まで色々されたことを伝えると、先生も
「○○君も”俺が悪かったんや”と言いました」
と言いました。
そして
「あんな激しいミズイロちゃん(娘)を初めて見てみんなびっくりしました」
と先生はいいました。
以降その子が意地悪をしてくることは無くなりました。
休み時間クラスの中でも過ごすことが出来、女子との関わりも少しづつ増えていきました。
親である私が出来る事って?
当時有り難かったのは娘が学校での出来事を話してくれていた、という事です。
家で話せない子もいると思います。
それは一概に親が悪い、とかではなく関係性の問題でもなく、子供の性格、置かれている状況等様々な理由があると思います。
親に何が出来るのかわかりませんが、なんとなく我が家の場合、
- 親に守られていることを感じていた
- 学校以外のコミュニティに所属する
ことが娘にとってプラスに働いたと思います。
他のクラスの子と放課後時々遊ぶ機会があったことも良かったと思います。
習い事が好きで、習い事の場で安心して人と関われることが出来、その場の存在が支えにもなったようです。
子育てする中で色んな事があると思います。
お互い頑張りましょう。
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