名作マンガ「BASARA」の名言をまとめました・21~25巻編

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田村由美先生の名作「BASARA」の名言をまとめてみました

小学生の頃から大好きなマンガ「BASARA」の名言を集めてみました。

今回は21~25巻中の名言のまとめです。

個人的な感想も盛り込み、あらすじチラリのネタバレとなっておりますのでご注意ください。

もうずーっとクライマックス、と言うような読み応えのあるマンガですが、とうとう本当に25巻で最終話となります。

26、27巻は全て番外編となっています。

こちらも面白いです。

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「BASARA」については別の記事にもまとめています。

簡単にあらすじをまとめているのはこちらです。

「BASARA」名言21~25巻

心地よくて

うざったい

BASARA 22巻

寂しがり屋さんの浅葱がタタラ達のそばで、居心地の良さを感じ始めた時の心の声です。

居心地がいいって温もりを感じるってことなんじゃないかと思います。

都合のいいように扱われ「自分は何者でもない」と自分の存在価値がわからなかった浅葱ですが、タタラ達の掛け値なしの素の付き合いのお陰で自分の事も肯定的に受け入れられるようになっていきました。

名言と言いますか”心地よくてうざったい”ものがあるとするなら、自分にとってそれはとても大切なものだと思うようになりました。


それぞれに

自分のための戦いがある

幸せであるために

生きてゆくために

幸せであるために

BASARA 22巻

タタラの心の声です。

自分たちの戦場とはまた別の場所で負傷した菊音ちゃん。

本当は国王側の人間なのにタタラや朱里の味方がしたい・・・。

色んな心の葛藤と戦っています。

また各々が自分の役割を背負い戦っています。

新しい未来の為に。

そうして人は強くなっていくのでしょうか。

なぜ 自分で決められない?

いつまで 人のいいなりになるつもりだ

いつまで 人に頼って生きる!?

この国を

王家を! こんな阿呆のまま続かせたのは誰か!?

考えろ それが民だ おまえたち兵だ!

ただ従い 過ちを正さず 逆らわずただ怯えた 王家ともども皆が皆阿呆だったからだ

タタラが起った今も まだ王家に寄り添うか それが楽か

なぜ 己で決めぬ

命を置く場所を

死に場所を 

なぜ己で決めぬ・・・?

支配されるな

間違うな

簡単にのせられるな!

だまされるな!

己で 己で・・・!

己で

己が!

己の望むことを!

己の望むように!

己で考え!

己で選び!

己で決めろ!

己を信じ 己を頼め

己で荷を背負い 己で責めを負い

己で守れ!

己の意思で 判断で

誇りを持って 己のために生きよ

BASARA 23巻

名言を選ぶ際、あまり現代にそぐわない”王家”等という単語や登場人物の名前が出るものは避けていたのですが、この名言には思いっきり入っています。

もちろんこの力強さは朱里の言葉です。

タタラ軍との決戦の場において、朱里が片腕を失いながらも「自分で判断をしたことが無い」と言う自分の兵に向けて叫んだ言葉です。


子供は成長するんですよ

自分しか見えなかったものが 相手を見るようになって

やがて多くを見て

多くの人を知って

国を見るようになるんです

年をとると それがまた逆になっていくのかもしれませんね

角じい 狭い所しかみえなくなってはいないですか?

BASARA 23巻

こちらも”角じい”なんて名前が入っちゃっていますがタタラと更紗の母親、千草さんの言葉です。

敵対していた赤の王との共闘が決まった時、角じいはそれが認められずタタラに、赤の王の事を「簡単に信用するのは・・・」と声を掛けます。

それをタタラに突っぱねられてしまい、しょげてしまいます。

そんな角じいに向けての言葉です。

なんとも偉大な母親です。

私も年を重ねるたびに視野が狭くならない様に気を付けようと思います。

「心を受け取る」と書いて 「愛」と読むのだす

BASARA 23巻

そんな千草さんと角じいとのやり取りの場面の後、多門の言葉です。

やはり釣りをしています。

どんな場所でもほっこりマイペースです(*^^*)

飄々としていて悟っています。

腹をくくるってのは 案外簡単なもんでよ

また 草に戻ると思やーいいのさ

BASARA 23巻

四大老、東の桜田のセリフです。

京都の下町で生まれ、二十歳過ぎまで本人曰く”どぶ板の横で暮らしていた”という人物です。

四大老という立派な地位に就いていますが、京の都を焼くものかと揚羽の味方をします。

揚羽に礼を言われた時に言いました。

地位や名誉に対して、潔いというのはカッコいいです。

自分のために

超えていくために 先へ行くために

戦ったか?

足掻いたか?

心で考えたか?

恥じることなく生きてきたのか!

BASARA 24巻

とってもカッコいいシーンです。

タタラが鬱金王と対峙し、”余は何もしていない””運が悪かったのだ”という鬱金王に対して、今なお戦っている菊音や揚羽や浅葱の想いを背負い、タタラが鬱金王に言います。

こんな情けない王のために、一生懸命に生きてきた沢山の仲間を失い、大勢が傷つきいたことが悔しいんです。

人の上に立つには責任があります。

恥じない生き方をする必要があります。


もうダメかとしれないと思った時に 座り込んではいけませんよ

一度 座り込んでしまったら 二度と立てなくなりますからね

その時は 死んでゆく時だと思いなさい

もうダメだと思った時こそ 立ちなさい

BASARA 24巻

幼い更紗に言ったナギの言葉です。

城が崩れようとしている中、タタラと赤の王も早く城から出なければいけません。

しかし負傷している朱里が座り込みます。

タタラに「先に行け」「あとで追いかける」と言います。

その時にナギに言われた言葉を思い出し、朱里が立ち上がるための言葉を掛けます。

ナギは一体どんな話から幼い更紗にこの言葉を伝えたのでしょうかw

さすがです。

更紗が運命の子であるがゆえに背負う苦難を見越して、更紗が幼いころから、自分の持つ全ての知恵と知識を与えていたんですね。

幸せになりたいと願っていた

幸せは遠くにあると思っていた

幸せは

幸せは ここにある

人は

人によって生かされている

多くの人の手によって

BASARA 25巻

タタラが更紗に戻った最後のシーンです。

何回見ても泣いちゃう・・・。

みんなタタラが女だと知り、赤の王と裏で繋がっていたのかと思い、裏切られた気持ちで抱き合う朱里と更紗に矢を射ます。

けれど、どの矢も二人には当たりません。

タタラと共に歩んできたという想いがあるから本当にタタラを打ち抜くことが出来ないんです。

そうしてタタラと共に戦ってきた茶々達が、朱里と更紗を囲み矢を防ごうとする壁になります。

更紗は沢山の仲間に愛されているんです。

自分が沢山の人を愛した様に。

その時の更紗の心の声です。

名シーンでした。


泣ける少女マンガ「BASARA」

何年経っても名作です。

だって小学校の時から何回読んでも泣いてるんですから。

何回でも感動しちゃいます。

田村由美先生のマンガはどれも名作揃いです。

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2022年ドラマ化される「ミステリと言う勿れ」についてはこちらにまとめました。

田村由美先生のその他のマンガについてはこちらにまとめました。

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