高等職業訓練給付金を利用し介護福祉士の職業訓練校に通った
離婚してすぐ、子供が3歳の時に高等職業訓練給付金を利用して介護福祉士の職業訓練に通いました。
2年間通いましたが通って良かったと思っています。
子供が小さいうちに制度を利用して良かったと思った事をまとめてみました。
- 子供が小さいうちは支出が少ない
- 子供が小さい時に一緒に過ごせる時間が増える
- 家計を支える土台が作れる
- 色んな事を調べたり積み上げたりする時間が作れる
子供が小さいうちは支出が少ない
子供が大きくなるにつれ支出は増えます。
支出の小さいうちに通って良かったと思いました。
高等職業訓練給付金で毎月14万円の支給がありました。
加えて児童手当、児童扶養手当が支給されたのでそれで十分生活することが出来ましたが、子供が大きいと色々お金もかかるし大変だったと思います。
高等職業訓練給付金についてはこちらもよければご覧ください。
食費、衣服費、レジャー、習い事関連・・・支出は子供の成長と共に増えていきます。
3歳の頃の娘と現在中学生の娘とでは食べる量が違い、食費は毎月で言えば5千円以上上がっています。
年間にすると大きいです。
小さい頃は服もおさがりを貰う機会が多かったですが、今はそのような機会もほとんど無くなりましたし、娘にも好みが出てきました。
一着一着が高くなってきました。
習い事も、やりたい事をさせてあげたいし、必要な物があれば買ってあげたい・・・。
子供の成長は嬉しいですが、金銭的に悩ましい部分もあります。
子供が小さい時に一緒に過ごせる時間が増える
職業訓練校は基本、土日祝がお休みでした。
就学時間も現在の仕事の就業時間よりも短かったので、働いている今の状態より一緒に過ごす時間を確保出来ました。
おまけに春休み、夏休み、冬休みまでありました!
小学校程長い休みではありませんでしたが、長期の休暇は離婚したての不安定な時期に有り難かったです。
娘とゆっくり過ごす事が出来ました。
子供が小さいうち程出来るだけそばにいてあげたいですよね。
家計を支える土台が作れる
子供が小さいうちに資格を取り、ある程度収入の見込みが持てると先々の計画が立てやすいです。
資格を持っておけば資格手当が給料に上乗せされますし、早い段階で「未経験者」から「経験者」になっておいて経験年数を積んておいた方が転職の際もプラスになります。
「子供が小さいうちはパートで働いて無理せずに・・・」
と言われることもありましたが、
- 贅沢しなければなんとか食べていける
- 食いっぱぐれない
という最低限の収入の確保は早い段階でクリアしておいた方がいいと思います。
色んな事を調べたり積み上げたりする時間が作れる
職業訓練校に通う間は働いている時より時間に余裕があります。
仕事している時より心にも余裕があるので先の事を考えるいい機会になると思います。
仕事をしながらだと、育児、家事をして他の事が出来るような時間も心も体力も余裕がないですよね。
なので職業訓練校へ通い、その間余力を活かして更に別の資格を取ったり就職について調べたり将来の計画を立てたり、色んな事をすればいいんじゃないかと思います。
私も職業訓練在学中に別の資格を取ったりしました。
同じ職業訓練に通いながら全く別分野の資格を取り、その資格を活かした就職先を見つけ職業訓練校を退学した方もおられました。
仕事を続けながらその資格を取ることは難しいと考え、その方法を取ったのでしょう。
賛否ありましたが私は生きていくための戦略として「あり」だと思いました。
自立のために職業訓練校に通って良かったと思う
私は、職業訓練校を卒業したあとそのまま正社員として働きだしました。
給料は決して多くは無く、年収400万以上450万以下といったところです。
そんなに贅沢しないので子供と二人で十分暮らすことが出来ています。
学生期間は2年間と長く、焦って仕事を探さなくて良かった事もあり、小さい子を抱えて働くことに理解がある職場を見つけ働くことが出来ました。
今の職場のスタッフにも感謝しています。
また就職について訓練校の先生のアドバイスや、クラスメイトの情報は大変参考になりました。
一人で就職活動するより良かったと思います。
小さい子を育てながら就職先を探す事になったら、その前に職業訓練校に通うことも一つの手段ではないかと思います。
職業訓練校の面接についてはこちらをどうぞ。
職業訓練校についての様子はこちらをどうぞ。
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