実家のある田舎で子育てするのではなく、大都市で子育てすることを選んだ話

シングルマザーのあれこれ
スポンサーリンク
スポンサーリンク

何故実家に帰らなかった?一人で子育てすることを選んだ理由

娘が3歳の時に離婚しました。

私は四国の生まれで、コンビニもない何にも無いような田舎で育ちました。

時々

  何で実家に帰らなかったの?

と聞かれます。

離婚する時に実家に帰らず都市で子育てすることを決めた話を記録しておきます。

  私が大阪で子育てしている理由

  1. 離婚が目立ちにくい
  2. 選択肢が多い
  3. 制度が整っている
  4. コスパがいい

1.離婚が目立ちにくい

 

まあまあな田舎で育ったものですから。

なんせ人口が少ないw

私の地元の小学校は今全校生徒数70人前後だそうです。

そんな中父親がいない子と言うのは珍しいんじゃないかと心配しました。

シングルマザーの自分もなんとなく目立つような感じがして。

都会のジャングルに紛れて暮らす方がいいんじゃないかと思ったんですw

シングルマザー仲間も見つかりそうですし。

2.選択肢が多い

婚姻中は専業主婦だった為、一から仕事を探さなくてはいけません。

結婚前はシフト制で土日関係なく夜遅くまで働くこともあるお仕事をしていたので元の職業には戻れそうもありません。

地元にも同職業での就職はありません。

新しい仕事を探すにも求人の数が多く、職業のバリエーションが幅広い大阪はメリットが大きいと考えました。

また、子供が習い事をする際や学校を選ぶ際にも選択肢が多い方がいいと思いました。

3.制度が整っている

 

大阪市の公的事業でひとり親家庭日常生活支援事業というものがあります。

この制度はざっくり言えば、

ひとり親の自立支援が目的で困った時にはサポーターさんが子供を一時的に預かってくれる

というものです。

この制度が私の実家のある地域になかったんです。

同じような制度でひとり親関係なく利用できるファミリーサポートという制度も地元にはなかったです。

代わりに、田舎であれば両親や祖父母も頼れるのではないかと思うかもしれませんが、両親は仕事をしているし、父母の家から保育所までは車で移動が必要な距離があったんです。

祖父母は車を持っていませんでした。

知り合いは?と思う方もおられるかと思いますが、高齢化の進む過疎の町なんです。

車を気軽に運転できる人も少ないですしね。

制度が整っている方を選びました。

ひとり親家庭日常生活支援事業を利用した時の話はこちらの記事です。

4.コスパがいい

これが最大のポイントです。

と言うかこれ!

当時、計算してみたんです。

子供が20歳、もしくは大学卒業の22歳になるまで、金銭的に有利なのはどちらか。

それで大阪を選びました。

私の住む田舎は車が必須です。

これが手痛い。

当時、実家の方で中古の軽自動車が30万程度で売っていました。

車の維持費は下記サイト、ガリバーさんの表を参考にして月々約23000円とするとしましょう。

実家ではなく実家のすぐそばに住むとしてその分の家賃が必要です。

その家賃が20000円だと仮定しましょう。

そして雇用賃金についてですが、大阪と地元の最低労働賃金差を比べると結構開きがあります。

当時の金額は忘れてしまったので今調べてみると令和2年では時給168円差。

単純に一日8時間、月22日働いたとして毎月26400円の差が出ます。

自動車維持費23000円+家賃20000円+大阪との月額給料差26400円=69400円

大阪で部屋を借りたら50000円でした。

これだけで毎月19400円の差額が発生します。

大阪なら住む場所によって頑張れば必要な場所には自転車で通えます。

田舎では稼げない上に移動にお金が掛かってしまいます。

子供が大きくなって高校に通う際も実家の近くには高校がありません。

通学には必ず電車の定期代が掛かります。

高校卒業と同時に「地元を離れたい」と言われたら、その際の引っ越し費用等も用意しなければなりません。

私も自分の親にしてもらったようにその時は娘を応援してあげたい。

好きな進路を選ばせてあげたい。

そうなると、上手くいけば自宅から自転車で行けるような高校が多い場所、自宅から通える範囲に色んな大学や専門学校等がある事、これが地元には当てはまらず、大阪に継続して住むことになりました。

実家のそばで暮らすメリット・実家のそばで暮らさないデメリット

Photo by manzur alam on Unsplash

ややこしいですが・・・

私が選択しなかったものの可能性について・・・

実家のそばで暮らす最大のメリットはやはり

・子供が祖父や祖母の愛情をそばで受けて育つ

・生活のサポートを受けられる

・生鮮食品がタダで手に入ることがある

ということでしょうか。

愛情は最大のメリットですよね。

学校行事にも参加してもらえたら嬉しいです。

これは大きいですね。

私は有り難いことに父が仕事の関係で時々大阪出来ていたので、その際はよく一緒に過ごしていました。

母もよく大阪に遊びに来てくれていました。

今はコロナ自粛していますが。

地元にいれば両親が仕事をしていてもサポートを受けられることもあったのかなと思います。

また、離婚直後の心が疲れ切っている時に、信頼できる人がそばにいるというのはなんとも安心できるものです。

心が元気になるのならそれはとても良い環境だと思います。

地元の方が友人が多い人もいいですよね。

生鮮食品についてなんですけど、

割とあるんですw

 山に生えてるタケノコいる? 

 釣った魚いる?

 畑のピーマン持っていきな~

とか。

ありがたいですよ、本当に。

食費は安くつくかも。

ただ私の実家の辺りは加工品が少し高い気がします。

売ってるものは少しだけお高いような・・・。

お店の競合相手がいないのでどうしても高くなっちゃうのかな。

今の時点で、子供は中学生ですが大阪にいて正解だったと思います。

子供の学習障害がわかった時、私に出来る事が今の場所の方が多かったと思います。

色々な価値観に触れる機会が多いことも良かったと思います。

あとは贅沢は出来ないけれど自分の力で生活できるという自信がつきました。

今は明るく過ごせる環境を作ってあげられているかなと思います。

田舎の子育てがいいとか悪いとか、実家に頼る事がいい悪いとかではなく。

母娘が楽しく元気に過ごせる環境を考えることが大切かなと思います。

コメント

  1. 苗村真希 より:

    初めまして!きっとこれから…夏までにシングルマザーになるマキといいます。今年4歳、6歳になる男の子ママです😊私の住んでるところもド田舎で、今別居中なので実家にいます。来年長男が小学校に上がるタイミングで大阪に行きたいと思っていますが、メリットデメリットや実家のサポートとか…すごく悩んでます。
    もともと大阪に住んでて、出産で旦那と私の実家に移住してきました。
    実家のサポートなく子育てできるのか?とか不安です。あとド田舎の同僚や友達は生まれてから都会に出たことがなくて、都会に対する良いイメージがなくて批判的で応援してくれる人がいなくて更に悩んでしまってました。でもこの記事を読んで勇気が湧きました!!!ありがとうございます!!

    • あいいろ あいいろ より:

      初めまして!悩みますよね~。実家を離れて都市部で何とかやってきましたが私の場合本当に”何とかやってきた”という言葉がぴったりかもしれませんwそれでも実家のある田舎で済むよりは良かったと思っています。一人で子育て大変かもしれませんが孤独にならず色んな人や事と関わりながら子育てしてくださいね。どこで子育てするのが最適かは子供やママの性格等にもよるでしょうが、どんな選択をしても応援しています。お互い頑張りましょうね(*^^*)

タイトルとURLをコピーしました