旅行こそ成長のチャンス!
旅行大好きシングルマザーです。
学習障害のある娘と年に数回旅行に行くのですが、毎回旅が我が子にとってとても良い影響を与えていると感じています。
最近は「旅育」という言葉もあるらしいです。
という事で、学習障害の子供に「旅育」のススメをまとめてみました!
まず「旅育」とはざっくり言うと、
旅で知識や興味、価値観を広げて人間性の成長を促すこと。
ただの楽しい旅行とはちょっと違うよ~、って感じですね。
いつもと違う体験、他者と過ごす、その土地を感じるっていうのが大事みたいですね。
「旅育」をおススメしたい7つの理由
可愛い子には旅をさせろと言いますが、一緒に旅して成長を見守ってみるのもいいじゃないですか。
我が子の発達障害に、よい影響を与えるな~と感じる「旅育」のいいところを7つ挙げてみました!
- 親子の絆が深まる
- 生きる為のスキルが身に付く
- 一緒に過ごす時間が増え、子供の成長や課題がよくわかる
- 成功体験を作りやすい
- 豊かな思い出を作る事が出来る
- 興味の幅が広がる
- 学校の学びに活かせる
親子の絆が深まる
旅行中一緒にいるんですもの。
一緒に笑って、時には困って、色んな体験をして過ごすので子供との絆は深まります。
一緒に沢山楽しんで下さい。
共に過ごし楽しむ時間は、子供のメンタルの安定に良い影響を与えること間違いなしです。
生きる為のスキルが身に付く
旅行に行くことが決まったら是非子供と一緒に旅行の計画を立てて下さい。
子供と旅行の計画を立てることのメリットはこちらにもまとめています。
したい事をして、行きたい場所に行くにはどうしたらいいか・・・。
子供と旅の計画を練り、予約の電話を入れたり調べものをしたり、という事を子供にも頑張ってもらいます。
もちろん荷造りも、本人の能力に合わせながら出来るだけ自分でやってもらいます。
そうして学校では教えてくれない生きる為のスキルを身に付けていくんです。
学校の規則ではなく社会のルールを学ぶいい機会でもあります。
一緒に過ごす時間が増え、子供の成長や課題がよくわかる
旅行ではいつも以上に子供と一緒に過ごす時間が増える為、子供の成長を感じる瞬間がちょくちょくあるんです。
対応してくれた授業員の方に丁寧な返答をしたり、「待つ」事が以前より出来るようになったのを感じたり・・・。
その度私はウルウルッときちゃったりしますw
親バカですね~w
成長が本当に嬉しいです。
それと同時に子供の苦手がよくわかります。
例えば我が子の場合だと「標識が読めない・探せない」というのがありました。
通りの名前を書いていたり、地名や目的地迄距離を案内した標識や看板を見落とすんです。
「これ見落とす??」
っていうのが結構あります。
だから目的地までたどり着きづらいw
あと、看板や標識の文字が読めない。
普段近所を一緒に歩いているだけではわからない課題です。
また他者との関わりをよく観察することができ、
「おや?」
と思う部分が見つかったりします。
私や娘の周囲の人達は、娘に発達障害がある事がわかっていてそれ前提で関わってくれるんですけど、旅先で関わる人ってそうじゃないんです。
当たり前ですが。
娘の苦手さを知らない人との新鮮な関わりの中で、気付く事があります。
他にも色々ありますが、そうやって旅行で感じた事を、発達障害の支援に関わる人達に伝え、課題を共有していきます。
因みに娘は放課後等デイサービスで学習支援も受けています。
そちらでも旅の情報は共有しています。
放課後等デイサービスの選びからはこちらのまとめています。
成功体験を作りやすい
学校では華々しい活躍が期待出来ない我が子です。
唯一そこそこ出来る体育ですら「ラジオ体操を覚えられない」「体操着を忘れる」という事で成績表は5段階中「2」になっていました。
体育と言えど運動能力だけで評価はされないんですw
体操着持って行っても持って行ったことを忘れちゃうんですよね。
そんな感じなんで、なかなか学校で成功体験を作る事は難しいです。
けれど旅なら!!
我が子が小学生の頃行った、しまなみ海道サイクリング旅行では全長約70kmを親子で二日掛けて自転車で走破しました。
始めは無理だと弱音を吐いていた娘でしたが、途中やる気スイッチオンで頑張り、走破した時は本当に達成感で一杯でした。
頑張りが実を結んだと感じられる、良い成功体験になりました。
「よく頑張ったね」
「凄いね~」
と街で会う人たちにも声を掛けて頂き本当に嬉しかったようです。
しまなみ海道サイクリング旅行についてはこちらの記事にまとめました。
旅の楽しさでテンションの上がるその時なら、なお成功対面は作りやすいんじゃないでしょうか。
色んな事にチャレンジしたいですね。
豊かな思い出を作る事が出来る
沖縄旅行に行った際はジンベエザメと一緒に泳ぎました。
正確に言うとジンベエザメのいる海で泳いだというものですが。
ジンベエザメの大きさを十分に感じたり、海の中で手のひらの上の餌を魚が食べ、その勢いに驚いたりしていました。
シャワークライミングを体験した時は、初めて会って一緒にアクティビティを体験した人たちと、夕涼みをして穏やかな時間を過ごしました。
こういう体験が子供の情操教育に良い影響を与えていると感じています。
そういった非日常の体験や地域の人との交流は心を大きく豊かに育んでくれると思っています。
興味の幅が広がる
ドミトリーに泊まった際には外国人観光客に話しかけられ緊張していましたが、翌日にはすぐに慣れ
アメリカ人に
「ハロー!」
なんて挨拶し、同室の韓国人の女の子にお菓子をもらって
「カムサハムニダ~」
と言っていました。
そうして
「どうして日本に来たんだろう」
とか、外国人観光客について興味を持ったりしていました。
また旅先の食事から地域の文化に興味を持つ事もありました。
ジンベエザメがいる海で泳いだことからスキューバダイビングにも興味持ち出しました。
旅は好奇心が刺激されます。
学校の学びに活かせる
長崎に旅行に行った時は鎖国や潜伏キリシタンについてよく学ぶ機会になりました。
お陰で小学校の社会のその辺りの単元は比較的成績が良かったです。
学校で学ぶだけでは頭に入ってこない事でも、旅行して実際に観て、体感してとなると覚えやすくなります。
学びが繋がるんです。
京都の金閣寺や二条城へ行ったのもお勉強に良い影響を与えたようです。
地理や歴史を勉強するのに旅行は最高の機会になります。
”駿河湾”という言葉が娘の口から出てた時はまさかと思いました。
旅の力って凄い!
親子で旅行を楽しんで
発達に気になる部分があると、日常生活にストレスを感じる瞬間も多いかもしれません。
もちろん、子供の成長を心配する親もストレスを感じやすくなるのではないでしょうか。
是非親子で日頃の疲れを癒すため旅行の計画を立ててみてください。
子供が大きくなるのはあっという間です。
素敵な思い出を作って下さいね。
旅行の荷物を少しでも身軽にするポイントをまとめてみました。
子供の発達障害の事についてはコチラの記事にまとています。
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