「BASARA」と「7SEEDS」の田村由美先生のマンガ「ちょっと英雄してみたい」も面白い!

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天才・田村由美先生の「ちょっと英雄(ヒーロー)してみたい」

Photo by Valentin Balan on Unsplash

大好きなマンガ家、田村由美先生の作品『 ちょっと英雄(ヒーロー)してみたい 』についてまとめてみました。

 1987年 ~1988年にかけて 小学館発行の『別冊少女コミック』に 掲載されていた全2巻の作品です。

因みに名作『BASARA』(バサラ)は、同じ『別冊少女コミック』において1990年から1998年まで連載されていました。

『BASARA』 の10年以上前の作品ですから随分古いですね。

もちろん連載時にリアルタイムで読んでいた訳ではありませんが 『BASARA』 で田村由美先生の漫画と出会い、『巴がゆく!』を読み、龍三郎シリーズを読み、もっともっとと田村由美先生の漫画を読んでいく中で出会った本です。

全2巻とそこまで長いお話ではないのですし、一巻ごとにストーリーが完結するので読みやすいかなと思います。

ちなみに『BASARA』の名言を集めた記事はこちらです。

田村由美先生名作「BASARA」の名言1巻~5巻

5巻ごとに名言を分けて記事に書いています。

だって1つの記事だけには収まり切れない名言だらけなマンガですもの。

ebookjapansanでいまなら「BAASARA」4巻まで無料です。他の田村先生の作品についてもについてもお得なこちらをクリック!

「ちょっと英雄(ヒーロー)してみたい」 の主な登場人物

登場人物二人の紹介です♪

主人公と相手役の男の子二人の紹介ですが、他の田村先生の作品同様、周りのキャラもとっても魅力的です。

主人公の親友や祖父も素敵ですし、相手役の親友もカッコいいんです!

敵対する相手さえも魅力があります(*^^*)

松本 勇(まつもと いさみ)

高校一年生でスポーツ万能の主人公です。

バスケ、陸上、水泳その他文科系クラブ3つも所属しており、毎日とっても忙しそう。

テニスでは中学時代に全国制覇もしている実力の持ち主です。

今は訳があってテニスはやっていませんが・・・。

明るくて素直な性格だけどお勉強は少し苦手な様子です。

火撫雄生(ひなず ゆうせい)

18歳で高校2年生。

本人曰く”家族間でもめ事があり学校に行く気がしなかった”為一年留年しています。

火撫産業の孫でお金持ちなはずなのにアルバイトをしています。

テニスの腕前は高校一年生の時に”期待の新星”と雑誌に載るほどです。

Photo by Moises Alex on Unsplash

「ちょっと英雄(ヒーロー)してみたい」 のあらすじ

ここからはネタバレになるのでご注意ください~。

~1巻~

勇はスポーツ万能少女で、テニスでは中学時代に全国制覇し大活躍。しかし勇がテニスをすることで祖父と父親の関係が悪化し、勇はテニスをやめていました。そんな時、祖父の経営するテニススクールがつぶれそうになり、勇は再びテニスのラケットを持つことを決意します!!

~2巻~

雄生たちと、南の島のイベントにやってきた勇。雄生の知り合いの美女・と出会いますが、操はある事情でこのイベントに展示してある青真珠が本物かどうか確かめたいと言います。そこで勇たちは、展示会へ忍び込み青真珠を拝借しようとしますが命を狙われ絶体絶命の危機に!!

「ちょっと英雄(ヒーロー)してみたい」 の感想

Photo by Glen Carrie on Unsplash

20年以上前の作品なのでどうしても絵柄は古いですが、さすがは田村先生です。

その当時から高い画力で魅せてくれます。

少女漫画らしからぬアクションも、魅力的なキャラクターもこの当時から現在連載中の「ミステリと言う勿れ」まで脈々と受け継がれています。

主人公もとっても素直で一生懸命で、凄いんだけど等身大の女の子な感じもあるんですよ。

『BASARA』の更紗の様に。

そうして2巻に登場する「J・J」(ジェイ・ジェイ)ですが、『巴がゆく!』の「J・J」と同一人物なんでしょうか。

だとしたら・・・と色んな事を想像して楽しんでしまいます。

田村由美先生の作品がお好きな方にはお勧めの作品です。

『ミステリと言う勿れ』も2022年ドラマ化されますね。

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