『BASARA』が好きなら『巴がゆく!』も絶対おススメ!
大好きなマンガ家、田村由美先生が描いた『 巴がゆく!』についてまとめてみました。
1987年 ~1990年にかけて 小学館発行の『別冊少女コミック』に 連載されていた全5巻の作品です。
因みに名作『BASARA』(バサラ)は、同じ『別冊少女コミック』において1990年から1998年まで連載されていました。
『巴がゆく!』は『BASARA』 の前の作品ですね。
私は連載時にリアルタイムで読んでいた訳ではありませんが 『BASARA』 で田村由美先生の漫画と出会い『巴がゆく!』を読み、龍三郎シリーズを読み、どっぷりと田村由美先生の漫画にはまっていきました。
久しぶりに読み直したんですがやっぱり面白い!
惹き込まれました!!
ちなみに『BASARA』の名言を集めた記事はこちらです。
5巻ごとに名言を分けて記事に書いています。
だって1つの記事だけには収まり切れない名言だらけなマンガですもの。
ebookjapansanでいまなら「BAASARA」4巻まで無料です。他の田村先生の作品についてもについてもお得なこちらをクリック!『巴がゆく!』の主な登場人物
メインの登場人物の紹介です。
ここから以降はネタバレも含みますのでご注意ください(*^^*)
王島巴(おうじまともえ)
主人公で運動神経抜群の17歳の女の子。
かつては「首都高の巴御前」と呼ばれ不良達のリーダー的な存在だった。
ある日首都高速をローラースケートで走る”ローラー・バトル”の最中に仲間を事故で失ってしまう。
それ以降走る事を辞めていたが、スタントマン養成所”緑の船” (グリーン・シップ) の教官・氷室上総にスカウトされ、そこの寮で暮らしている。
東条伊織(とうじょういおり)
ロングヘアの19歳の男子。
父親は巨大コンツェルン東条グループの総帥で、そこの家政婦だった母親との間に出来た子供。
母親は若くして亡くなり陽光寺という寺に預けられ育った。
一件穏やかで華奢に見えるが弓道を嗜み強い意志を持つ。
”風丸”という犬を飼っている。
氷室 上総 (ひむろ かずさ)
スタントマン養成所”緑の船”(グリーン・シップ)の教官。
主人公・王島巴を”緑の船”にスカウトした。
アメリカ陸軍のグリーンベレー予備軍等、名だたる部隊に在籍し、その後京極に引き抜かれる。
12歳の時、自分の目の前で母親を殺した父親を殺害した。
AB型で左利き。
タバコはマルボロを愛飲している。
『巴が行く!』のあらすじ・ネタバレ
王島巴は 『首都高の巴御前』と呼ばれ不良仲間とローラースケートを履いて首都高速を走る危険な行為を繰り返していたが、仲間を失った事故をきっかけに茫然自失の日々を送っていた。
そんな王島巴を氷室上総はスタントマン養成所だと言う”緑の船”(グリーン・シップ)にスカウトする。
氷室上総と親密な関係になりながらそこで暮らしていたが、ある日”緑の船”が実はスパイやゲリラを養成する施設だという事を知ってしまう。
”緑の船”、そして氷室上総から命がけで逃げだした王島巴は”緑の船”に命を狙われるかもしれない、そして”緑の船”を潰すことが出来るかもしれない男、東条伊織に会いに行く。
敵である氷室上総と、東条伊織への想いに揺れながらも、生死を賭けた財界の後継者争いに巻き込まれていくアクションストーリー。
感想・『巴がゆく!』は『BASARA』同様面白い!!
とにかく惹き込まれるストーリーです!!
『BASARA』好きなら必見です!!
歴史を彩った源氏の英雄、木曽義仲とその木曽義仲を愛し戦場で共に戦った巴御前になぞらえた設定の伊織様と巴。
戦いの中でお互いの絆はより深いものになっていきます。
共に走った者だけがわかり合える・・・なんというロマンでしょうか。
そして
”本当に少女漫画?少年漫画の間違いじゃないのかしら?”
と確認したくなる程に話がダイナミックですw
さすが田村先生。
ドーム球場の屋根を落としてドームを潰そうとしたり、主人公がバズーカ担いだり派手なストーリーはバブル時代のマンガだからでしょうか。
豪快です。
それでもアクションのカッコよさや主人公の芯の強さだけでなく
“やっぱり少女マンガだ!”
と思えるのはダイナミックなストーリーにずっと絡めて描かれている上総と伊織と巴の愛憎劇のお陰です。
もうね、キュンキュンします。
上総派?伊織様派??
根が乙女な人達で集まってキャーキャー言い合いっこしたいです!
どっちも魅力的なんです!
どっちも巴に対する愛情表現がいいんです!!
久しぶりに読みましたが一気に惹き込まれあっという間に5巻読んじゃいました。
是非おススメしたい漫画です!!
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