「BASARA」名言集6巻~10巻編。田村由美先生ありがとうございます!

マンガ
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大好きな「BASARA」の名言を集めてみた!

私アラフォーなんですが、小学生の頃から大好きなマンガ「BASARA」の名言を集めてみました!

今回は6~10巻の名言チョイスです。

ネタバレですよー。

マンガ好きな私の「大好きなマンガトップ10」にランクインするマンガです。

小学生の時からずっとランクイン。

「BASARA」については別の記事にもまとめています。

あらすじ等もまとめていますので良ければ観てください。

1巻から5巻までの名言はこちらにまとめています。

ebookjapansanでいまなら「BAASARA」4巻まで無料です。他の田村先生の作品についてもについてもお得なこちらをクリック!

「BASARA」名言!

本当はわかってないのにわかったぶりっこをするのは

いけませんよ

BASARA 6巻

更紗がナギに好きな人がいる事を打ち明けるシーンです。

「やっぱりダメだよね・・・」

「わかってるんだけど」

という更紗に対してナギが言います。

大きなコマでのセリフではないですが小学生だった当時、読んでいた私の心に残った言葉です。

「理屈でわかっていても心が納得していなければ、それはわかっていないということなんだ・・・。」

と学んだシーンでした。

シーンでは、そのままナギの名言が続きます。

人を好きになるということは自然の摂理です

感情を忘れ偏った復讐鬼になるよりはどれだけよいかわかりません

問題はあなたの心です

恋をして

周りが見えなくなりすべてを傷つけ全てを捨てることもできれば

あらゆるものを慈しむことのできる

豊かな人物になることだってできます

BASARA 6巻

このセリフのあとナギはピリリとしたセリフを口にするのですが、それを踏まえても女の子になっている更紗に肩入れしたり、タタラ務め上げろと非難したりする訳でもないのがよくわかります。

いつでも公平で聡明なナギです。

そんなナギのこのセリフは、後者に近づけるよう更紗の心の舵取りをしてくれたような気がします。

一人で悩んでると時々答えを間違えるぞ

そのために仲間がいる

いいことも悪いことも

一緒に味わえばいい

BASARA 6巻

母親が生きているかもしれないという情報を入手した更紗。

しかしそれは正しい情報かどうかも定かではありません。

すぐに母親の元へ駆けつけたいと思いますが、自分の都合にみんなを巻き込む訳にはいかないと思い詰めます。

みんなに何も言わない更紗に揚羽が言ったセリフでした。

大切な人がいつもと様子が違うと何となく気付くことありますよね。

でも話してくれないとモヤモヤしちゃったり。

この辺りのくだりで、甘えるんじゃなくて乗り越えるために支えてくれる仲間がいること、それはお互いにとって価値のある時間になるんだと感じました。

浅葱がこの辺りではまだまだ悪い子さんなのでした。

一目会ってこの胸に抱きしめれば

あの子をただの子供に戻してしまうかもしれません

これ以上

愚かな母になりたくないのです

あの子に伝えて下さい

母は

母はあなたに負けないよう強く生きて

きっとあなたを見守っていますと

親子が幸せに

平和で暮らせる時代を

きっと作って下さいと・・・

BASARA 8巻


更紗の母親千草さんが角じいに伝えた言葉です。

戦の中、仲間が自分を助けに来てくれたけれど今自分の娘に会う訳には行かないと、共にみんなの元へ戻る事を拒否します。

皆に囲まれて成長し、そしてこれからもまた更に成長していくであろうタタラに、今母が会えばタタラは自分に甘えてしまうと思ったんです。

みんなの希望がつまった娘の歩みを止めてしまう、と。

強くて賢い母親です。

自分も娘を持つ身ですので、この母親の覚悟が痛いほどわかります。

あなたは

賢く時代を見つめなければ

なぜならあなたは母親だから

わかりますか

国の未来を築くのは救世主でも王でも英雄でもない

母親という人たちです

その子を馬鹿にするかどうかは

あなた次第なんですから

BASARA 9巻

揚羽が千手姫に言った言葉です。

千手姫は蘇芳でクーデターが起きた際、お腹の子供が「赤の王の子では」と疑いを掛けられ、拉致されそうになったところ、揚羽に助けられます。

行く当ての無い千住姫を揚羽はある場所に案内するのですが、その道中でこのセリフがありました。

母親になった今グッと心に響きます。

そうして揚羽が千手姫を連れて行った先はお腹の赤ちゃんの父親、四道の仇タタラの本拠地。

それを踏まえてこの言葉の重たさ・・・。

揚羽も田村由美先生も凄い!


憎しみはね

続かないんですよ

生きて歩いて人に会い

誰かを愛せば

消えてしまうんですよ

BASARA 9巻

揚羽が四道を思い浮かべながら語っていました。

新しい世界夢見る揚羽。

誰よりも夢を思い描いていたのは揚羽だったのかもしれません。

話すのが・・・こわい?

みんなが怒って離れて行ったらどうしようかと・・・?

そう思うのはあなたが

みんなを信用していないからでしょう

たった1人で

秘密を墓まで持って行く気なら

黙っていればいい

だが信用したかったら

信用されたかったら

共に戦う気なら

話してやらないと・・・

それで人が離れて行くなら

あなたがその程度の人間だということでしょう

こわいかな?

みんなは離れて行くような人達なのかな

あなたが先に信じてやらねば

BASARA 10巻


沖縄から追われる身となった運天さんに更紗が「本当は運命の子ではない」事、「みんなにタタラだと偽って戦っている」事を話します。

それに対して運天が答えました。

みんな更紗にピリリときつい事を言いますが、それは信念を持っているからこそです。

信念を持つ人の言葉は響きます。

素直な更紗が可愛らしくて、更紗の為に答えているのもわかります。

BASARAはおススメの名作

名言は更紗の口から出るより、他のキャラクターから発せられる事が多いように思います。

それは田村由美先生が、更紗や更紗の向こう側にいる読者の女の子を思い浮かべてメッセージを伝えてくれているからでは?とも思いました。

成長の過程の中で身に付けて欲しい事、知って欲しい事、そういうメッセージが詰まっているような気がします。

私はまだ根が乙女なので名言がガンガン響きますw

何度読んでも読み飽きない田村由美先生の名作です。

今の子供達にも是非読んで欲しいです。

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田村由美先生の「ミステリと言う勿れ」は2022年1月にドラマ化予定ですね。

こちらも楽しみにしています!

「ミステリと言う勿れ」についてはこちらの記事にまとめました。

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